【2022年最新】サッカー海外留学-知っておくべき基本情報(メリット・デメリット)-

 

近年、久保建英選手、中井卓大選手のように日本人選手も育成年代から海外でプレーをし、
キャリアを積まれています。

 

私も海外でサッカーをしてみたい!
サッカー留学をしたいけれど、どこの国が受け入れているのかがわからない。
留学になるとお金もかかるので、安心できるエージェントにお願いしたい。

 

本記事では、サッカー留学について、ご紹介します。

 

はじめに

余談からのお話になりますが、サッカー競技人口が多い国って知っていますか。

上位は若干人口に比例しますが、下記のとおりです。

1位 中国(人口13.8億人/競技人口2,600万人/比率1.9%)

2位 アメリカ(人口3.2億人/競技人口2,450万人/比率7.5%)

3位 インド(人口13.4億人/競技人口2,060万人/比率1.5%)

4位 ドイツ(人口8.1千万人/競技人口1,630万人/比率20.1%)

5位 ブラジル(人口2.1億人/競技人口1,320万人/比率6.4%)

・・・

12位 日本(人口1.2億人/競技人口480万人/比率4.0%)

ドイツは、人口に対する競技人口の比率がずば抜けて高いですね。

サッカーは、世界でもバスケットに次いで競技人口が多いといわれているスポーツであり、
日本でも非常に人気の高いスポーツです。

Jリーグが開幕した頃は、U-9・10ぐらいからサッカーを始めた選手が多くいましたが、
現在はキッズ世代からサッカーを始めている選手が多くいます。
しかし、競技人口が増えれば増えるほど、選手間の競争は激しくなっていきます。

 

こうしたなか、サッカー留学は、新しい環境でのチャレンジや、他の選手に差をつける選択肢の一つになると思います。
また、プロを目指す人ではなくても、趣味でサッカー留学をしてみたいという人もいると思います。
語学力がなくても、サッカー、サッカーボールという共通の目的や媒体で、世界の人達とつながることは、今後の人生においても非常に大きな財産となると思います。

 

サッカー留学とは

サッカー留学は、サッカー技術の向上と語学力・異文化交流を目的とした留学です。
趣味でサッカーをしたいという人から、プロのサッカープレイヤーを目指す方、あるいは指導者を目指す方など、
目的に合わせたプログラムが用意されています。

育成年代から本場で技術力を身につけるという目的のほか、日本でプロ契約を結べなかったサッカープレイヤーが海外で活躍の場を求めるためにこうした留学プログラムを利用することもあります。

サッカー留学のできる国

ブラジル

  • 陽気でのんびりとした国民性が特徴のブラジル。
  • 日本からは飛行機で、約25時間(時差は-12時間)
  • ポルトガル語
  • 気候は、日本と真逆(日本が冬の時はブラジルは夏、日本が夏の時はブラジルは冬)
  • 親日家が多い一方、治安があまり良くないので、夜や1人の時などは注意が必要。
  • ブラジルでは、サッカーは国民的スポーツです。ワールドカップでの優勝回数も最も多い国です。カナリア軍団で知られています。
  • ハングリー精神を持った選手が多いため、サッカーのスキルはもちろんのこと、タフな精神力を身につけることができます。
  • キングカズが留学したことで有名です。2020年3月、本田圭佑選手がブラジル1部リーグ、ボタフォゴでプレーをしています。

スペイン

  • スペインの人々は、フレンドリーで社交的な人が多いです。
  • 日本からは飛行機で14時間~16時間(時差は-7時間)
  • 公用語はスペイン語。
  • 気候は、夏は40度越え、冬は氷点下以下と日本に比べて非常に寒暖差が激しい。
  • スペインで最も人気のあるスポーツがサッカー。レアルマドリードやバルセロナなど世界最高峰のチームが所属するリーガエスパニョーラがあります。
  • リーグは1部から8部(地域によっては9部)まであり、1~2部がプロリーグ、3~4部がセミプロリーグ、5~8部がアマチュアリーグです。この階層の多さも強さの秘訣です。

イギリス

  • サッカー発祥の地、イギリス。
  • 日本からは飛行機で約12時間(時差は-8時間)
  • 公用語は英語。
  • 気候は冬は寒く、夏は涼しいのが特徴です。
  • サッカーが国民的スポーツであり、熱狂的なファンが非常に多いイギリスでは、当然サッカーのレベルも高いです。
  • イギリスといっても、イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドと4つの代表があります。

イタリア

  • 陽気でマイペースな国民性が特徴のイタリア。
  • 日本からは飛行機で13時間(時差は-8時間)
  • 公用語はイタリア語。
  • 気候は日本と似ていますが、日本よりも朝晩の寒暖差が大きいです。
  • 食べ物も美味しく四季があるため、日本人には過ごしやすい国の1つです。
  • イタリアのプロリーグは1部~4部、5部からはセミプロとアマチュアのリーグです。
  • イタリアではサッカーの人気は非常に高く、ワールドカップでも4度の優勝を経験しています。
  • 中田英寿選手、本田圭佑選手、長友佑都選手など多くの日本人選手も、挑戦しています。

ドイツ

  • ドイツは治安が良く、人々が真面目で温和なため日本人でも住みやすいと言われています。
  • 日本からは飛行機で約12時間(差は-8時間)
  • 公用語はドイツ語。
  • 気候は、冬は寒く、夏はやや涼しいといった特徴があります。
  • ドイツのサッカーリーグであるブンデスリーガでは、1~3部までがプロ、4~5部まではセミプロ、6部~がアマチュアのリーグです。ドイツのサッカーレベルは非常に高く、ワールドカップでも4度優勝しています。
  • 私の大好きな長谷部選手、香川選手、などなど多くの日本人選手が挑戦しています。

アメリカ

  • 文化や経済において世界の中心であるアメリカ。
  • 日本からは飛行機で約12時間(時差は-16時間)
  • 公用語は英語。
  • アメリカンフットボールやバスケットボールに比べるとやや人気が劣るサッカーですが、最近では世界的に有名な選手がメジャーリーグ(アメリカのプロサッカーリーグ)に移籍していることもあって国内でも人気が高まりつつあります。

 

サッカー留学のメリットとデメリット

メリット

本場のサッカー学べる

ドイツやスペインといったサッカー先進国で、レベルの高いトレーニングを経験できます。
異国で経験を積むことで、技術だけでなく、よりタフな精神力を身につけることができます。

 

同じ目的を持った仲間ができる

多様な文化背景を持った仲間と、サッカーという目的でつながることができます。
切磋琢磨し合うことで、通常の語学留学では味わうことのできない刺激的な経験をすることができます。

 

スポーツの技術と語学力が同時に身につく

サッカー留学では、サッカーのトレーニングだけでなく語学の勉強時間が必ずプログラム化されています。
現地で、本場の語学力を身につけることができ、海外でのコミュニケーション能力も同時に身につけることができます。

 

デメリット

 

スポーツと勉強の両立が困難

留学には、スポーツと勉強を同時に勉強できるというメリットがある反面、
毎日の激しいトレーニングの疲れなどで勉強が追い付かない。
勉強についていくため勉強に時間が割かれ、でサッカーへのモチベーションを失ってしまう。
特に語学に不安がある場合、語学の勉強がうまくいかず、監督やチームメイトとのコミュニケーションがうまく取れず、
結果的にプレーに影響が出てしまう場合があります。

 

怪我

スポーツに怪我はつきものです。
留学先で大きな怪我をしてしまうとシーズンを棒に振ってしまうことになります。

 

サッカー留学の参加条件

年齢

プログラムによっては、小学生から参加できます。
プロを目指しているプログラムの場合は、小学生だと参加できないものもあるので、
事前に確認すると良いでしょう。

 

語学力

語学力がなくても参加できます。
ただし、周りの人とうまくコミュニケーションを取るためにも、語学力は必要です。
もし自信がなければ、語学学校に通いながらのプログラムもお勧めです。

 

性別

男女ともに参加できます。
ただし、エージェントによっては女子向けのプログラムがないところもあります。

 

サッカーの技術力

初心者からでも参加できます。
ただし、プロを目指すことを目的にしたプログラムの場合は条件があります。
自分のレベルにあったプログラムを見つけるのが、技術力アップにはおすすめです。

 

サッカー留学の細かな内容

留学期間

期間は1週間からのものが多いです。長期では1年以上留学することも可能です。

 

滞在方法

滞在方法は受け入れ先の学校によって異なります。
一般的な滞在方法はホームステイか寮です。
シェアハウスやアパート住まいということもあるようです。

 

費用

留学費用は留学先や渡航時期、期間によって異なりますが、
目安としては、
 1か月50万
 半年200万、
 1年で300万~400万

経済的な不安がある場合は、奨学金制度を利用したり、渡航時期を繁忙期からずらす、
現地で自炊するなどして出費を最小限にしましょう。

 

サッカー留学に対応したエージェント

ユーロプラスインターナショナル

ユーロプラスインターナショナルは、年間500人以上もの留学生を送り出している実績のあるエージェントです。
提携・協力クラブは50以上あり、留学生のレベルに合ったプランの提供が可能です。
現地クラブでの契約実績も多数あります。
ユーロプラスの特徴はFCL(フットボール・キャリア・リーディング)システムと呼ばれるシステムです。留学生の最終目標に合ったプランを提供し、留学期間終了後のキャリアまでプランニングすることで、留学後のキャリアをスムーズに進めることができるようになります。

 

World Football Connection

World Football Connectionは、主にドイツ、ニュージーランド、オーストラリアへのサッカー留学をサポートしているエージェントです。他にもインドやタイといった国への留学も受け入れています。
World Football Connectionの特徴は、トライアルの契約とシーズンの契約が分かれていることです。
World Football Connectionでは、1か月のトライアル期間があるため、納得がいかなければ日本に帰国することができます。帰国しても、トライアル分の費用しか払っていないので、経済的にも納得して帰国することが可能です。

 

サッカーライフ

サッカーライフは主にドイツへのサッカー留学サポートを行っている留学エージェントです。
バイエル・レバークーゼンやFCケルンといったドイツのトップチームとのコネクションがあり、サッカーの技術さえあれば選手として登録してもらえることも可能です。
また、現地に入ってすぐに入団テストを受ることができます。
到着後すぐに自分の実力を試せることで、現地でのキャリアをスムーズに始めることができます。

 

アスリートブランド

「スポーツ、アメリカのもつ素晴らしさを留学・合宿を通して伝えたい。アメリカでプレイをするという選択肢を定着させ、日本人アスリートのキャリアの道を広げたい」という想いから創業された、スポーツ留学の老舗エージェントです。
特にアメリカへのスポーツ留学を得意としており、サッカー以外にも野球やバスケットボールといった分野でも留学生を受け入れています。
留学前や留学中、留学後も国家資格を持ったプロのキャリアコンサルタントがサポートをしてくれるため、留学が初めての人でも安心して留学をすることができます。

共通して、留学エージェントの行っているサポートは、
エージェントによって様々なものがありますが、主なサポート内容は以下の通りです。

  • 出発前オリエンテーション
  • 空港送迎
  • 食事
  • 現地で日本人スタッフがサポート
  • キャリアプランニング
  • 留学後の交流会

まとめ

サッカー海外留学は、プロを目指す選手であればもちろんのこと、
趣味でサッカーを楽しむ人にとっても、きっと貴重な機会になると思います。
サッカー海外留学は、
知らない国で、サッカーを共通の目的・共通言語として、その国のサッカースタイルを学び、
その国の文化を学び、その国の人を知ることができると思います。

国も、期間も、サッカーレベルも様々なプログラムが各エージェントで用意されています。
自分にあった留学方法を見つけてみてください。

本記事が、皆さんのご参考になれば幸いです。

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